< 地震大国鯰大王ストレス溜まり生あくび連発 >
< 怪獣好き 政治や社会に対する嫌悪と絶望感がつくる集合無意識の怪物 >
戦場の死者に花束を!
< 泥と灰と瓦礫の山にぼろ布が転がり
ひまわり畑にクラスター弾が突き刺さる
真新しい墓標に死者たちを悼む花束の山
寄せ集め田舎連隊 訓練要らぬ即応部隊が
痩せた赤馬に跨る骸骨を道連れに
空虚な風吹く大地を進む
軍服も靴も自前 冬が迫っているのに防寒着がない
無いない尽くしで食糧も足りない
怒りと絶望のようなものが内部に溜まり
不満のガスが爆発しかねぬ
わが身が恐ろしい
赫々云々の軍歴有する将軍閣下に尋ねよう
少数民族で納める税金が少ない俺たちは
この戦争の道化役でしょうか?
頭上から敵の奇鳥どろーんに毎日狙われている
冬が近づくと枯葉のように死が地面を覆うだろう
狂乱怒号の地獄へ行くより道化の自由で
もう一度母の元へ
戦車も銃も捨て阿呆な身振りで行進し
敵に情けをかけてもらおう
銃は錆びつき 心は曲がった >
怪かし時代祭
< 怪異絢爛なもう一つの日本美の博物館 裏時代祭
操り浄瑠璃、珍獣、蛇女とロクロ首、ジャニーズ系若衆踊は
四条河原の見世物小屋から
長刀担いだ外道入道の悪人面は比叡の山から出動
首はね胴斬り真向幹竹割り演舞は鞍馬の天狗たち
自刃切腹、敵討ち合戦の血生臭い首運びの行列に将門と純友
更には豊臣秀次とその一族39人の首も鎮座
さながら首狩り族を彷彿とさせる
北野天満宮から出動の菅公は牛に跨り
怪鳥(頭が猫、胴体が鶏、尾が蛇)を連れている
続いて嵐を呼ぶ妖怪たちの行列
蝸牛や亀に跨る蛙妖怪 豚妖怪 猫の骸骨 雷起こす烏天狗
憤死の崇道天皇(早良親王)、藤原広嗣、橘逸勢らは御霊神社から出動
三条河原で生きたまま油で煮殺された盗賊石川五右衛門とその幼児
および一族郎党数十名は大釜を曳きながらの参加
秀吉に耳を削がれ長崎の処刑場の丘へ送られた二十六聖人たちが続く
最後部に数寄者より数奇なかぶき者とバサラ衆の一団が華を添える
浮世憂世の歴史絵巻
京都は陰謀、野望、暗殺、怨嗟、妬みが渦巻き
飢餓と疫病、戦争で非業の最期を遂げた膨大な数の
人魂飛びかう
雅の都、怪の都 >
京都時代祭2022
画像元:
【京都・時代祭】3年ぶり行列巡行、京都御苑を出発(2022年10月22日 京都市上京区・京都御苑) - YouTube
ウクライナ 戦場の死者に花束を!
画像元:ウクライナ東部の前線ルポ 近距離で交戦、取り残された住民も
https://www.youtube.com/watch?v=40mBB5JXKuA
ロシアの画家ワシリー・ヴェレシチャーギン「戦争の祝い」
画像元:【フリー絵画】ワシリー・ヴェレシチャーギン作「戦争の祝い」https://gahag.net/002730-vasily-vereshchagin/
棒の上の晒し首を眺める人々が描かれている。
参照:ワシリー・ヴェレシチャーギン:誰よりも戦争を理解した画家 https://jp.rbth.com/arts/84420-vasily-vereshchagin-sensou-wo-rikai-shita-gaka